耳コピ・採譜

YouTube 音源からフレーズ単位で耳コピ

耳コピは本質的に「ループして聴いて書き取って、また聴く」を数十〜数百回繰り返す作業です。Multi Looper はその「ループ」部分を担当します。任意の極小区間を、ピッチを保ったまま高速にループします。

耳コピを始める

熟練の採譜者は 1〜2 小節ごとに区間を作り、順番に聴き取り、翌日戻ってきて仕上げ直すという作業をします。Multi Looper はまさにこのワークフローのために作られています。

密度の高い箇所は極小ループで

速いクロマチックや密度の高いボイシングには、1 秒ループが必要になることもあります。Multi Looper の区間に最小長はありません。矢印キーで開始・終了時間を 1 秒ずつ(Shift + 矢印でさらに細かく)調整し、区間速度を 0.5x に設定します。

内声がはっきり聞こえるようになったら、速度を戻して書き取った内容がテンポ上で意味を成すか確認します。

曲全体を歩く

1 周目を終えると、曲全体を覆う 20〜50 個の区間ができています。終わったものをチェックオフし、未解決のものをチェックオンにして再生。残りの課題を順番にループ再生してくれます。再生バーに触る必要はありません。

翌日の続き

耳コピは 1 セッションで終わる作業ではありません。Multi Looper は区間を動画ごとに localStorage へ自動保存するので、タブを閉じて譜面ソフトに移っても、翌日戻ればそのままです。長い曲では必須の機能です。

経験者の耳コピワークフロー

  • 最初にベースを取る(ハーモニーとリズムの土台になる)
  • 0.5x は密度の高い箇所だけ、メロディはだいたい 0.75x で十分
  • 区間は 1〜2 小節ずつ、大きすぎない単位で
  • 各区間に小節番号を名前として付ける
  • 段階速度アップで検証:0.5x、0.75x、1.0x の全てで正しく聞こえたら書き取り完了

FAQ

Multi Looper から採譜結果をエクスポートできますか?

Multi Looper はループツールであって譜面作成ソフトではありません。譜面には MuseScore、Sibelius、Finale をお使いください。Multi Looper の役割は聴き取りの加速です。

2 秒以下のループもできますか?

はい。最小ループ長はありません。ほとんどの動画で YouTube プレイヤーが短いループもきれいに扱います。

スロー再生でピッチがずれて耳コピに支障が出ませんか?

ずれません。YouTube IFrame プレイヤーは 0.25x〜2x の全速度でピッチを保持するため、耳コピ結果のキーは正しいままです。

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